木にこだわります

育林・造林

植林の時期は2月~3月。鍬で穴を掘り、1本ずつ丁寧に植えていきます。

熟練の職人でも1日300本がやっとという過酷な作業。

下刈り

炎天下、梅雨明けから9月ぐらいまで、苗木の周りの雑草を、下刈鎌か下刈機で刈り取る。

(杉:約7年、檜:約10年)。炎天下の重労働。

除伐・間伐

強い太い木を育てるための大切な作業。木の生長に応じた「間引き」を行う。

・まっすぐに成長しているか

・上部の枝ぶりは貧弱でないか

・顕著な欠点はないか

・年輪巾は2~3mmになっているか

最初の10~15年で1回実施し、その後約10年ごとに状況を見ながら実施する。

職人の経験と勘が50年先の出来を大きく左右する。

伐採

最低でも樹齢50年以上(基本は樹齢60年以上)。他の木を傷めないように、正確に方向を決めて倒す。

プレカット

家の形に合わせて、1棟ずつ機械で仕口(木材同士の組み合わせ)を加工する。

1本1本、ムク材の性質を見極め、図面と照らし合わせてチェック。

構造材

集成材

安心して使える国産材

・表面割れの少なさと含水率を両立させた乾燥技術

・全量検査による、徹底した強度・含水率検査と品質表示

・ホワイトウッド(集成材)と杉の価格差はどんどん縮小